初回割引美容室

新聞の折り込みチラシのクーポン使って初めて訪れた美容室・・・

突然、美容院ジプシーになる

今から5年ほど前のことです。当時通っていたヘアサロン。
そこにはとても相性の合う美容師がいました。私は強いクセ毛なのですが、そ
のクセを生かしたスタイルに毎回してくれるのです。

 

私はそのスタッフのことをとても気に入っていたし信頼していました。
そんな時、いつものようにお店に予約の電話を入れました。
そしそのスタッフを指名、するとなんとそのスタッフは姉妹店へ移動してしまったとのこと。

 

仕方なく、他のスタッフにカットをしてもらいましたが・・それ以降その店に行くことはありませんでした。
私の気に入っていたスタッフを追いかけて、姉妹店へ通うことも考えましたが、
片道1時間以上はかかることもあり他のサロンを探すことになりました。

 

そんな時、新聞の折り込みに聞いたことのないヘアサロンのチラシが入っていました。
そこにはクーポンが添付されています。
「シャンプーカット通常5000円のところ、はじめての方限定、初回割引半額の2500円!」とのこと。

 

そのお店はちょっと他のお店とは違うようです。
「何々?一人ずつしか施術を行わない完全個室・完全予約制のヘアサロン?
ちょっと変わっているけど初回半額だし一度行ってみよう」
早速お店に予約の電話を入れました。優しい口調の女性が対応してくれました。

 

ここ美容院?普通の家だけど・・・

そして予約の日。チラシに載っている地図を片手に車で向かいます。
「あれ?この辺のはずなのにヘアサロンなんてないけど・・」見つかりません。
Uターンして今度は後ろの車に大迷惑なほどものすごくゆっくりしたスピードで探します。

 

すると小さいホワイトボードのようなものを玄関に置いてあるお家があります。
よく見ると「ヘアサロン○○」。
「え?ここ?普通の家じゃん!」びっくりしつつも時間もないので駐車場に車を停めます。
ちなみに駐車場も普通に家の目の前です。

 

 

お家・・・いえいえ、お店に入ると子供を抱っこした奥様らしき人が出迎えてくれます。
「この人が電話で対応してくれた人だな」と思いながら案内されたお部屋へ。

 

これまた普通の洋室ですが、そこに大きな鏡と一緒にヘアサロン特有の
あのリクライニングできる椅子が1個だけ不自然な形で置いてあります。
想像していたヘアサロンの個室のイメージを若干覆されましたが、案内された通りに座ります。

 

とてもおしゃべり好きで、きさくなオーナー

そこへオーナーがやってきました。まだ30代前半ほどのお若い方。
お子さんがまだ小さかったのも納得です。

 

洗髪の前にまずはカウンセリング。
しっかり髪質やクセを見て行います。
私はクセが強いので乾いた状態のクセの出具合を見てほしいので、そこはとても評価できます。
いきなり髪を洗っちゃうサロンも未だにありますからね。

 

そしてカットに入ります。
オーナーはおしゃべり好きのようでひっきりなしにしゃべります。
このお店を開く前は都会で大型店舗の店長をしていたそうで、そこで技術を磨かれたようです。
とても技術に自信があるようでそのお店ではお客から引っ張りだこだったとの話にも熱が入ります。
「このハサミは何十万する」など良い物を使っていることも熱く語ります。

 

プロ意識の高さも時によってはうざいだけ

ずっと止まることのないおしゃべり。会話・・というよりほぼ一方的にオーナーが話します。
その内容が世間話というより、自分のことや他美容師のこと。

 

自分は前のお店で凄かった。予約の数が凄くて寝る暇もないほど。
最近の美容師はろくな技術がない人が多い。そんな人が店長やってる。
また自慢話か。他の人のことそこまで言わんでも・・・。
うーん。だんだん聞くに堪えられなくなってきます。

 

このお店のモットーは一人につき、しっかり時間をかけて施術するということ。
施術内容にもよりますがカットのみでも一人2時間ほどかけるそうです。
その考えは素晴らしいです。
時間に迫られて明らかに最後のほう雑にやられたって時ありますからね。

 

でもこのお店、実際は大半はおしゃべりで時間が過ぎているような・・・。
しゃべっている間、ハサミを持つ手が止まっている時もあります。
さてさて仕上がりのほうですが、なかなか良いです。

 

まあ施術した直後は良かったのに「自分でできんがな!」
って時が多いので、この時点ではなんとも判断できません。
そして次の日の朝。自分でブローを施します。

 

感想としてはまあまあ良いです。
具体的に・・と言ってもまあまあまとめやすく、まあまあパサつきも抑えられて、まあまあスタイリッシュで。
凄くいい!とか、こんな髪形にしやがって!というのもなく、言うなれば可もなく不可もなく。
私としては特におしゃれにしたいとかもなく、扱いやすくまとまる感じが良かったので
そういう意味では良いといえるでしょう。

 

美容院ジプシーはこれで終わりを告げるのか!

美容院というのは一度だけの施術では評価し辛いことが多いです。
まあ一度目も悪くはなかったしもう一度行ってみようかなとも思いました。
実際技術はしっかりしていたし、その割に料金も高くなかったですし。

 

ただそんな時浮かぶのが、またあの自慢話&悪口三昧を聞かされるのか・・と言うこと。
それを考えるとどうしても行く気になれず、結局そのお店にはそれっきりになり、
美容院ジプシー状態が続くこととなりました。

 

腕があるだけではダメ。人間性も大事。

オーナーはとても自分の技術に自信を持って、プライドが高い方です。
それは技術者としては良いことですし必要なことでしょう。

 

ただ、それと他人を貶すことは間違っています。
しかもすぐ近くの店舗のことも名指しにして批判していました。
「大した技術がないのに」・・や、「あそこは安いだけ・・」等。

 

安い店舗はそれなりに需要があるし、お店のスタッフとのおしゃべりも楽しみに
癒し目的で通う人もいるでしょう。
美容院というのは技術ばかりが全てではないと思うのです。
それをオーナーはわかっておらず、技術がある故にその辺りがとても残念だと思うのでした。